コンビニのPB商品開発の企画から製品化までを担当
主な仕事は、コンビニのPB商品の開発と寿司ネタ（肉寿司）の開発です。まず、お客様からの要望に合った製品を提案し、サンプルを作ります。サンプルは、加工方法や味を変えて作るので、多いときで10～15個ぐらいになることもあります。サンプルができたら、営業マンに同行してお客様の所に伺い、試食してもらいながら改良した方がよい点などを煮詰めていきます。採用が決まったら、工場での製造に落とし込み、実際に製品化していくという流れです。現在、研究科には6人のメンバーがいて、各自が1つの製品の企画から価格設定、パッケージに書かれる原材料の表記まで全て1人で担当しています。
自分が開発した製品が世に出たときに仕事の成果を実感
自分が開発した商品が店頭に並んでいるのを見たときは、やっぱりとてもうれしいですね。実際に売れたときは数字で分かるので、達成感もあります。リニューアル商品の場合は、「ここを変えたから売れたんだな」ということも実感できます。初めて1人で製品の開発を担当したときのことは、今でも1番印象に残っています。業務用製品として、コンビニさんの恵方巻きに使う具を作りました。最初は何も分からなくて、営業さんや工場の担当者に助けてもらいながらやっていましたが、それでも問題が起きてしまって、先輩に泣きついたのを覚えています。最終的に、なんとか製品として納品できたときにはほっとしました。
助けられていた立場から、頼りにされる存在に
以前、検証不足が原因で、サンプルと生産した製品にギャップが出てしまい、一から作り直したことがありました。検証時間がない中でも、そこはしっかりやらなければいけなかったことだったと反省しています。そのときは、工程を変えれば改善できるポイントがあったので、結果的にサンプルとの差異がない状態で製品化できました。新入社員の頃は助けてもらってばかりいた立場でしたが、3年目の今では営業さんから頼りにされることもあって、社内の人からも仕事を評価されているのかなと思います。うれしい半面、がんばらないといけないなという思いもあります。新入社員が入ってきたときには、入社当時の自分のことを思い出して、今度は私がいろいろ教えてあげられたらと思っています。
まだ誰もやっていない新しいことに挑戦したい
新しいことや、人がやったことのないことにどんどんチャレンジしていきたいです。僕は、どちらかというと、考えるより行動してしまうタイプなんです。好奇心旺盛で、いろいろなものに手を出したくなるので、 気になったらもうやらずにいられない（笑）。ただ、今までできなかったことには何かしらの理由があるので、クリアするにはエネルギーがいります。でもそこは、開発マンとして「できない」と決めつけるのではなく、大変でもやってみようという意識は持っていたいですね。エスフーズは、やりたいようにやらせてもらえる環境が整っています。他部署の方たちの協力を得るためにも、コミュニケーションを大事にしながらがんばっていきたいです。
義理堅い人が多く、いつでも気軽に相談できる
同じ部署の人とは、いつでも相談し合える仲です。「前にこういう製品を作っていましたけど、それってどういう工程でやっていたんですか」など、 いろいろ聞けるので参考になります。エスフーズ全体でいうと、義理堅い人が多いというイメージがあります。例えば、誰かに相談されたときにも「この人には今までいろいろ助けてもらったから、なんとかしてあげよう」というように、人情深い人が多いんです。また、何でも作れてしまうところも、エスフーズならではの強みだと思います。作りたいものがあれば何でも試せるところがいいですね。
大学時代は遊びとバイト。大学院では研究に没頭
大学時代は遊びとバイトに全力をかけていました。大学は九州だったので、夜中にバイトが終わった後、みんなで「九州を制覇しよう！」なんて言いながらいろいろな所にドライブしに行っていました。楽しかったですね。その後、大学院に入ってからは、研究一筋でした。大学院では、食べ物の匂い・味・色などの「風味」を一斉に分析する研究をしていました。今の仕事には直接関係ありませんが、風味について聞かれたら詳しく説明できるくらいにはなりましたね。
人情深さと社内の雰囲気の良さが決め手
食品メーカーを目指したのは、小学5年生頃に見たテレビ番組がきっかけです。とある食品メーカーさんの開発の方が作った新商品を、老若男女問わずいろいろな方に食べてもらうという企画でした。そのとき、みんな笑顔でおいしそうに食べているのを見て「うわ、この仕事いいな」と思ったんです。いろいろな企業の中からエスフーズを選んだのは、人情深さや会社全体の雰囲気の良さを感じたからです。実は、僕が応募したとき、すでに開発の採用枠は埋まっていて、製造部の面接を受けました。ところが、たまたま二次面接の面接官が今の開発の課長で、「開発の面接も受けないか」と言ってくれたんです。その縁があって、今ここで働いています。
株のための企業研究。長期休暇で海外旅行も満喫
僕は株が好きで、実際に購入もしています。なので、平日の夜や休日は、いろいろな企業さんの決算書やホームページを見て研究していることが多いですね。普段、会社の中期経営計画などを見ることはあまりないと思いますが、実際に見てみるとその企業のことがよく分かって面白いんです。企業の経営目標なども分かるので、仕事にも役立っていると思います。長期休暇を取って、旅行に行くこともあります。昨年は、1週間有給休暇を取って、オーストラリア旅行をしてきました。すごく楽しかったです。
SCHEDULE1日のスケジュール
