日本を背負っているという使命感にも似た気持ちを持てる仕事

H.F(大阪大学 外国語学部)海外事業部
2018年4月入社
今、どんな仕事をしていますか?

海外の国と地域に和牛を輸出

海外事業部は、国産の牛肉や豚肉を海外に輸出している部署です。主なお客様は、アジア諸国・オセアニア・中東圏・EU諸国・アメリカ・メキシコなどにある卸売販売会社さんや、レストランチェーンです。兵庫県姫路市にある「和牛マスター」という食肉センターに、日本全国の牧場からブランド牛が集まるのですが、それを私たち営業が海外のお客様に販売しています。こちら側から新規営業をかけることもありますが、エスフーズのホームページなどを通じて、お客様からご依頼を受けることの方が今は多いですね。最近は、海外における和牛のニーズや認知度が上がってきて、産地だけでなくブランドまで指定されるお客様も増えてきました。

今の仕事の面白さ・やりがいを教えてください!

世界に誇れる和牛を海外に広めているというやりがい

和牛は、日本ならではの特産品で、他の国の牛肉とはまったく別ものなんです。そういう優れた食材を海外に広めている仕事に携わっていることで、日本を背負っているような気持ちにもなります。コロナ禍が明けた後に、ドバイで和牛のカッティングイベントを開催しました。日本文化とも言える和牛を、着物を着た「着物ブッチャー(肉職人)」が目の前で捌いていくイベントです。そのイベントで、現地の人たちの和牛に対する興味の高さを目の当たりにしました。「自分が扱っている商品ってこんなにも海外から求められているんだ」と改めて実感したのと同時に、そんな商品を世界に届けている自分の仕事に、すごくやりがいを感じた瞬間でもありました。

成長を感じた経験はありますか?

言葉や文化の違いを乗り越え対等な立場で話せるようになった

海外のお客様とのやり取りでは、コミュニケーションや意思疎通に苦労することもあります。例えば、オーダーをもらったつもりで準備をしていたら、実は相手は違う認識だったという失敗をしたこともありました。言葉だけでなく、仕事の進め方や文化の違い、日本人同士にはない感覚の違いもあるので、最初はとまどうこともありました。コミュニケーション齟齬を防ぐために、少しでも不安や違和感を感じたときは、どんな些細なことでもしっかり確認するようにしています。最近はどこの国の人とでも対等に話せるようになり、自分でも成長したなと感じています。

これから挑戦したいことを教えてください!

消費者に近いところでの仕事もしてみたい

今は、流通の流れでいえば比較的上流の、生産者側に近いところで仕事をしていますが、今後はもう少し下流部分の仕事も経験してみたいと思っています。イギリスに滞在していたときに、現地の和牛販売会社にお願いして、仕事を見させてもらったことがありました。そのとき、レストランに和牛を販売する仕事を少し手伝わせてもらい、面白いなと思ったんです。自分が仕入れに関わった和牛を、現地のレストランに直接提案したり販売したりする、消費者側に近い仕事も今後挑戦してみたいですね。

エスフーズってどんな会社ですか?

フレキシブルな働き方ができるのは海外事業部ならでは

海外事業部には僕を含めて営業マンが3人います。他の2人は職歴でいうと後輩になるのですが、年齢が近いこともあって、みんな仲良いですね。上司も40代で比較的若いのと、部署自体ができてまだ10年ほどと新しい方なので、フレキシブルな働き方ができていると思います。基本的にパソコンと携帯があれば、日本でも海外でもどこでも仕事ができるので、リモートワークも可能です。お客様が海外にいるという点も大きいですね。

学生時代はどんなことをしていましたか?

「見たこともない謎の言語」に面白さを感じた大学時代

大学ではビルマ語を専攻していました。元々、漠然と海外に行ってみたいなと思っていたので、英語は中学・高校の頃から好きで勉強していました。大学では英語以外の言語を勉強したいなと思いながら外国語学部のパンフレットを見ていたときに、今まで見たこともない文字で書かれた言語を発見したんです。それがビルマ語でした。好奇心旺盛な性格なので、全然知らない言語を勉強するのは面白そうだなと思い、ビルマ語を専攻することに決めたんです。大学時代には、ミャンマーに留学もしました。

エスフーズを選んだ理由

「やりたいことは何でもできる」のひと言が最後の決め手

何かしら海外と関わりのある仕事がしたいと思い、就活では業界を問わずに探していました。エスフーズを知ったのは、ビルマ語の通訳のバイトをしに来たのがきっかけでした。エスフーズには技能実習生として、ミャンマーから来ている方がいて、その方の通訳のバイトをしていたのですが、そのときに海外事業部を紹介してもらったんです。もともと海外に関わる仕事がしたかったので仕事内容にすごく興味を持っていたんですが、「やりたいことは何でもできるよ」と言われたのが最後の決め手になりました。実際に入社してみたら本当にその通りで、やりたいことにノーと言われたことは、今までほとんどないですね。

プライベートはどんなふうに過ごしてますか?

平日は料理をしながらゆっくり過ごすのが定番

平日は、料理しながら家でゆっくり過ごすことが多いです。残業があっても、それほど遅くなることはありません。ただ、時差の関係上、こちらの終業時間後に仕事が始まる国もあるので、そういう国のお客様の対応をすることもあります。土日は、妻と出かけたりしながら過ごすことが多いですかね。

SCHEDULE1日のスケジュール